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不眠症

不眠症とは

不眠症は、体や脳の疲労を取るために必要な夜間の睡眠が得られないことを言います。
必要な睡眠時間は個人差が大きいので、睡眠時間が何時間以下になると不眠症であるといった明確な基準はありません。
不眠症は頻度の高いありふれた病気と思われがちですが、本人の苦痛は強く、疲労感のために作業の効率が損なわれ、昼間の活動力低下や気分の変調をきたします。

不眠症の原因

心配事やストレスが原因で眠れないことがあります。
心の病気によって眠れないことがあります。
統合失調症、うつ病やうつ状態、不安障害などの心の病気は不眠を伴うことがあります。
体の病気やケガなどで睡眠が妨げられることがあります。
騒音がうるさくて眠れないなど環境が原因で眠れないことがあります。
その他にもコーヒーやカフェインを含むものによって眠れなくなることがあります。
不規則な夜間の仕事をする人や国際線の乗務員のように時差ボケを繰り返す人などは睡眠のリズムが乱れることで不眠になることがあります。

不眠症の症状

  • 夜寝床に入ってからなかなか寝付けない。
  • 夜中に何度も目を覚ましてしまう。
  • 眠りが浅い。
  • 朝早く目が覚めすぎてしまう。

不眠の期間

  • 1週間以内を一過性不眠といいます
  • 1カ月以内を短期不眠といいます
  • 1カ月以上を長期不眠といいます

不眠症の治療

不眠症を速やかに改善するためには睡眠薬が必要になります。
作用の仕方、効果の現れる時間の長さなどそれぞれ特徴があり、効果にも個人差があります。
そのため、いろいろな種類の睡眠薬の中から効果的なものが処方されて、睡眠の状況が改善します。
昔の睡眠薬には副作用の強いものもありましたが、最近の睡眠薬は安全性に関しての研究がかなり進んでいて、ほとんどが安全になっています。
ただし、症状が無くなってから長期間服用を続けるとやめにくくなるので、落ち着いてきたら減量、中止していくことになります。

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